ちょっと心配・・・

本日は独居の認知症の方のお宅へ。
88歳、元日舞の先生だったとのことでいつも着物姿で過していらっしゃいます。
88歳にしてしゃきっと伸びた背筋はさすが!という感じです。
さて、この方ご家族が代わる代わる来訪して介護に当たっていたのですが、
認知症がずんずん進行しており、家族に対してずいぶんひどいことを言ってしまったらしく、
主介護者のお嫁さんが介護放棄中。
薬も飲んだか飲まないかわからない、食事もとったかとらないかわからない。
毎回訪問するたびに薬の袋を探してゴミ箱を覗いたり、
食器の洗い桶を見て食事したか判断したり・・・。
その間もずーっと「良く来てくれた、寂しくて気が狂いそうだった」とお話しています。
人恋しくて、誰かとお話したくて、さびしくなって体調が悪くなってしまうんです。
訪問を楽しみにしてくださっているのですが、いつ来るのかは忘れてしまう。
5分おきに同じ話を繰り返してしまうのですが、それに対しても時々来る息子さんは
「馬鹿か!さっきも言っただろう、ぼけてんじゃないよ」と。
お嫁さんといい、息子さんといい認知症ということをきちんと受け入れていない様子なんです。
だから、介護放棄に繋がってしまうのですが・・・。
でも、私にはいつも「本当に良いお嫁さんで悪いところが見当たらない」って
毎回おっしゃっています。
(ひどいことを言った事も忘れてしまっているので。しかも悪気があって言った訳ではないので)
このまま一人で大丈夫なのか、寂しい思いのまま過さなくてはいけないのか、
本当に気がかりです。
何とかしたい気持ちはあるのですが・・・介入できないもどかしさを感じています。
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by ayano-812 | 2006-04-11 17:42 | 訪問看護


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