間もなく

Aさんの命の灯が消えようとしています。

午前訪問
顔色不良、いつもと違うと感じDrに緊急コール。
バイタルを測定しようとするも血圧測定できず、脈触知できず。
かろうじて鼠径部で触知可能。血圧40台と思われる。
心音弱くなってきている。脈80回/分
JCSⅢ-200~300 対光反射消失。瞳孔3㎜程度。
Drよりご家族に「数時間後になくなってもおかしくない状態、息子さんを呼んだほうが」
奥様冷静に受け止めていらっしゃる。

午後再度訪問
バイタル大きな変化なく経過。
脈50~60回/分 脈の乱れが増えている。
JCSⅢ-300 瞳孔5㎜
息子さん来ており、「見守りますよ。父はよく頑張りました。」と。

わずかな命の灯をともしてAさんは頑張っていらっしゃいます。
私が「また11日に会いましょうね。」とお伝えしたらにっこり笑ったAさん。
Aさんは私との約束を守るために頑張って下さったのでしょう。
Aさん、ほんとうにありがとうございました。
約束守ってくださったんですね。
お顔が見れて良かったです。

最後にかけた言葉は「また来ます。」 いつもとおんなじにしました。
さようならは言いたくありませんでした。
でも、心の中では「お疲れ様でした。本当によく頑張って下さいました。」と思っていました。

命の終わる姿、見守るご家族、何もできない自分・・・。
でも、yasukoさんが前に言ってくださった“傍にいる”ことはできました。
本当に悲しいけど、暖かい気持ちです。
泣かずに落ち着いて対処・ケアできたので、少し成長した自分に会えました。

Aさんの笑顔忘れません。本当にありがとうございました。
[PR]
by ayano-812 | 2006-05-11 18:35 | 訪問看護


<< ミラクル!!! 季節の変わり目 >>