私のせいでも良いですよ。

昨日ケアマネさんから緊急電話。
ヘルパーさんが訪問時に下血したそうです。
でも、全然把握できない。
きちんと緊急連絡先を明記して、ケアマネさんからもきつく言ってもらっているのに
ヘルパーさんはどうして直接電話してくれないんでしょう・・・。
しかも私も管理者からさらに又聞きなので余計に混乱。

でも、とりあえず自転車飛ばしていきました。
普段は大動脈弁狭窄症で訪問しているので、ちょっと慌ててしまいました。
「こんにちはー」とお部屋に入るとベット上にぐったりしているSさん。
いつもより顔面蒼白気味。意識レベルはしっかりしているけど活気は低下気味。

認知症が進行しているので「今日も一人ぼっちで寂しかった、よく来てくれた」と。
さっきヘルパーさん来てましたよ・・・(心の声)。

認知症とはいえ、日本舞踊の師匠、誇り高い人です。
丁寧にお願いして肛門診の許可をようやく得ました。
すると指先にレンガ色の便が付着しています。

主治医に連絡すると「救急車呼んだほうが早いよ。」
独居のためご家族に連絡を取ると「すぐには行けない」とのこと。
ケアマネさんに電話しても話し中、とりあえず救急車を呼んで、救急隊員の方々が到着。
そこへご家族から「遠い親類を行かせたから」と。

救急隊員さんにSさんは
「この人(私)が大げさに騒ぐから・・・。忙しいのに悪いねぇ。でも大丈夫よ。」
救急隊員さん「どこか辛いところは無いですか?」 
Sさん「肛門が痒い。」
それは救急隊員さんに告げる悪いところではないのでは??
笑いをこらえるのに一苦労。
その後Sさん私を見て「あんたが大げさに騒ぐからこんなことになっちゃったじゃないの!」

・・・はい、私のせいでも良いですよ。
「帰ってきたら好きなだけ怒って良いですから、検査だけしてきて下さい。」となだめて
何とか救急車に乗せようとしたとき、その遠い親類が到着。

親類「夕方まで寝かせておけば直るわよ。」(看護師が騒いだからと言う顔)
私「いや、でも消化管から出血してますから」
親類「あ、なーんだ、それなら」
私「(ややムッとして)言っておきますけど痔じゃないですよ。」

簡単に考えすぎです。痔のレベルならもう少し様子見ますよ、私だって。
そんなんで救急車呼ぶわけないでしょう!
と言いたいのを飲み込んで救急車に乗ってもらいました。

その間にもSさんは認知症のため
「この人が大げさに騒ぐから・・・忙しいのに悪いねぇ」
「肛門が痒い」
「あんたが大げさに騒ぐからこんなことになっちゃったんじゃないの!」を
ずーっと繰り返して救急車で搬送されていきました。

私のせいでも良いですよ、病気が治るなら。
だから早く退院して元気なお顔を見せてくださいね。
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by ayano-812 | 2006-05-18 22:04 | 訪問看護


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