笑顔

月曜の朝一はいつもSさんのお宅へ。
もうずいぶん長く担当しています。しかも週2回。

脳梗塞のため右半身麻痺なのですが、
ご本人・奥様ともにいつか立って歩けるはずと希望をお持ちです。
私たちはそれが無理であることは分かっているのですが、
直接はっきりお伝えしていません。というか出来ません・・・。
「まず、車椅子に自分で移れることから始めましょう」とみんなでお伝えしています。

何年たっても良くならないと思い、活気が低下してしまいました。
動くほうの手も使わず、全て他人任せ。
唯一の楽しみが公園へのお散歩。

そこでデイサービスをケアマネさんに検討していただくようにお話しました。
奥様は「主人は元気だった頃自治会でデイサービスに見学に行ったけど、
あんなとこ行きたくないって言っていたから行かないと思う」と。
「じゃあ、訪問リハビリだけでなく、通所リハビリも入れるという形でどうでしょう?
雨が降ってもお出かけできますよ。」と言うと
「別に行っても良い」とご本人。

そこで短時間の通所リハビリが導入となりました。
開始後訪問したときに「どうでした?」と伺うと色々お話してくださいました。

今まで元気がなくなっていて、会話にも頷くのみだったのですが
全然反応が違います。

今日も「どうでしたか?」と伺うと「ちょっと大変だった」と。
笑顔も見られ、最後のバイバイも元気良く振ってくれました。

少しずつでいいから世界が広がって、
お友達が出来たり、今よりもう少し長く居れるようになるといいと思います。

最近Sさんの笑顔が多くなってきて嬉しいです。
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by ayano-812 | 2006-06-12 11:57 | 訪問看護


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