もうすぐお別れ

Kさんは脳梗塞と症候性てんかんにより四肢麻痺、腎不全の方です。
ターミナルとのことで訪問を開始し、早3年が経過。
ヘルパーさんをしている娘さんご家族が献身的な介護を行ってくださっています。
身体はぴかぴか、全身のチェックもすべてきちんと行ってくださっています。
本当に頭が下がる想いです。

しかし、ここのところ体調がすぐれませんでした。

11月20日
ご家族から緊急電話。
KT:37.8 BP:160/72 P:114 SpO2:98% 朝嘔吐したと。
訪問しバイタルチェック。表情乏しい。
喀痰貯留し左肺エア入り悪く呼吸理学療法行う。
腹部膨満感強く、摘便行い軽減。
容態安定。追視も見られるようになる。
午後二度目の訪問を組み、退室。

午後別の看護師が訪問。
まもなくとの申し送り。

11月21日
もう一人の担当の先輩が訪問。
尿がほとんど出ていないとのこと。
医師からもご家族に話があったとのこと。

体調の悪くて車椅子生活のKさんのご主人がお別れに。

その後も電話で連絡取るが容態大きな変化なく経過。

先輩から私に明日の朝まで持つか分からない。
連絡があれば必ずまわすから、と。

今も頑張っているKさん。
ご家族の大きな愛に包まれて精一杯命の炎を燃やしています。

私も入社当時から担当させていただきました。
落語のテープをかけると大笑いしているKさん。
言葉は話せなかったけど、ご家族といる時の笑顔、豊かな表情で多くを語ってくれました。

お別れは辛い、辛いです。
自分が何か見逃したかも、そうでなければもっと長く生きれたのでは、
そんな思いが胸をよぎります。

Kさん、Kさん、Kさん・・・。
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by ayano-812 | 2006-11-22 01:15 | 訪問看護


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