カテゴリ:訪問看護( 164 )

最後の弟子

訪問看護でお邪魔しているKさんのご主人は和菓子屋さん。
俳句と読書が趣味です。

私にも読んだ本をたくさん下さって、その感想を次回の訪問で話したりしています。
KさんはOPCAでもう話すことが出来ないのですが、
そんな私たちのやり取りをにこにこしながら聞いていらっしゃいます。

俳句を人に教えてきたご主人が最後の弟子に指名したのが私。

そして先日訪問したら俳句を作ってくださいました。

日脚延ぶ 帰路へ 訪問看護了へ
                  (終え)

水温む辺や 訪問の 看とる刻
                 (とき)

私をイメージして作ってくださったそうです。

最後の弟子としてこれから色々教えていただこうと思います。
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by ayano-812 | 2007-03-31 21:49 | 訪問看護

仲間が減ります・・・。

今日研修で出来た友達とランチを取りました。

彼女は近隣のステーションで働いているので、時々訪問途中で落ちあってランチします。

ステーション内の問題で退職する事になったと。
もとの病院に戻るそうです。

残念です。
訪問看護師の人数自体も厳しいから減ってしまうことが残念、
それ以上に研修で得た友達が訪問から去ってしまう事が残念です。

彼女は訪問が大好きでした。こんな事で辞めて訪問から遠ざかってしまうなんて・・・。

でも、新しい旅立ち、きっとまた訪問に帰ってきてくれる事を信じて見送ります。
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by ayano-812 | 2007-03-26 18:38 | 訪問看護

元気になりたくない

患者さんの言葉です。

以前から体調が安定し、訪問看護2(1時間)の枠で訪問する必要性がなくなってきました。

訪問看護を切ることはご家族・ご本人共に大反対。
ご家族とも相談し、訪問看護1(30分)で先週から訪問することに。

先週いつもより短い時間で帰った私をずっと気にしてくださっていたようで
「元気になりたくない。かと言って病気になるのも困るけど・・・。」と。

30分にはなってしまいましたが、大丈夫ですよ。ちゃんと毎週伺いますよ。



対照的なのがKさん。
30分の枠を超えても自分の意のままに看護師を顎で使いまくり。
祝日も彼女の為だけに出勤した事が何度もあります。

ステーションとしても対応困難ということで来週の祝日の出勤は出来ない旨伝えました。

「勝手にあなたの都合で休まれても困る。他の人をよこして。」

私の都合ではなく、ご契約当初から祝日はお休みとお伝えしていますが。というと知らん顔。

結局出勤することになりそうです。

今後他の土日祝日対応のステーションに移行できないかと検討中です。

見捨てるわけではないのですが、
彼女一人のためにステーションが振り回されてしまっています。
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by ayano-812 | 2007-03-14 19:58 | 訪問看護

冷や汗・・・

現在報告書と格闘中。

今さっきメインのパソコンを立ち上げようとしたら動かないんです。

ここがメインなので、動かない=他の人もパソコンが使えないということを意味します。

あせる私。
何にもしていないんです。本当です。皆さんごめんなさい。
厄年だから変な電波や磁場を発生したかもしれないけど悪気はありません(笑)。

元システムエンジニアのOTさんが色々してくれましたが動かない。

しばらくすると勝手に直ってしまいました。

なんだか分からないけど、良かった、良かった。
金曜日のこの時間に壊すと修理は来週以降、
当然全員報告書が出来ないという緊急事態になるところでした。
冷や汗ものでした。

ようやく私担当分の報告書が終了!!!
2月分は必死でやったから早かった。
いつもこの調子だったらいいのですが。

さて、帰るとしますか。

今週もお疲れ様でした。
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by ayano-812 | 2007-03-02 19:15 | 訪問看護

大切な人への贈り物

先日亡くなられた36歳の方のお宅に弔問に伺いました。

後輩は3ヶ月近くの訪問でしたが
私は2回だけ。
伺うのも気が引けるくらい短いお付き合いでした。

でも、奥様は「○○さん(私)が来てくれるのを楽しみにしていた」と。
そして私に手作りのストラップをくれました。
ハワイの幸運のお守りをモチーフにした奥様手作りのストラップ。

「主人が来週○○さん(私)が来たらあげようね、って。」
残念ながらその後すぐ入院され、亡くなられました。

この手作りストラップはご夫婦が大切な人への贈り物になさっているみたいです。

たった2回の訪問なのに、それなのに・・・
大切な人と認めてくれて、ストラップを贈ってくださった
そのことが嬉しくて、嬉しくて涙が止まらなくなってしまいました。

Oさんのありがとう、という思い、確かに受け取りました。
Oさん、奥様、ありがとうございます。
大切にします。


この仕事をしていて、本当に、本当に良かった。心からそう思います。
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by ayano-812 | 2007-02-22 20:11 | 訪問看護

応募動機が私!?

木曜に課長のしのでぃーと飲みに行きました。

久しぶりの二人の飲み会。
話したいことが詰まっていたので一気にお話。

仕事のこと、プライベートのこと、たくさんたくさん話しました。

その中でも特に印象に残っているのが・・・

今回うちの会社に入社したSさんは以前うちの近所のステーションに勤務していました。
ALSの患者さんに連日訪問に入っていたのですが
そこのステーションだけでは対応しきれなくなり、
私のステーションに応援の依頼があり、
2つのステーションで訪問することになりました。

何度も電話で連携をとり、その患者さんとご家族に最善の方法を
みんなで探しながら、最後は看取り、終了となりました。

その中でSさんは私の看護に対する姿勢をみて、
こんな看護が出来る会社に入りたい、と
向こうのステーションを退職して今回の入社となったそうです。

応募動機が私だったなんて・・・
びっくりしたけど、とっても嬉しかったです。

自分の看護に対する思いや誠意が誰かに通じているって、すごく嬉しいことです。

何もないところからスタートした私、
それを見ていたしのでぃーも私の成長を喜んで、報告してくれました。

Sさんの思い、しのでぃーの思いを大事に、頑張りたいと改めて思いました。
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by ayano-812 | 2007-02-03 18:00 | 訪問看護

卒業

以前から時々登場しているSさん。
認知症がだんだん進行しています。

独居で寂しがりやなので私が訪問すると満面の笑みで迎えてくださいます。
私もSさんの笑顔に会えるのを楽しみに訪問していました。

ご家族には「病状が安定しているので看護師は要らない」とずっと言われていました。
しかし大動脈弁狭窄症、重度の貧血、認知症と色々あるので
説得して訪問看護を続けていました。

ケアマネさんもご家族も今回こちらには何の相談も無く
認知症専門のデイケアに2回/週の導入を進め、
訪問看護は2月一杯でと今日通達がありました。

一生懸命やってきました。
独居だから日頃私とSさんがどれだけ楽しく過ごしているか、
私が訪問して何をしているかご家族には分からないでしょう。
でも「何やってるかわからないからいらない」はないでしょう・・・。

毎回ノートに行ったことやバイタルを記入して帰っていますよ。

ちなみにご飯を食べることも忘れているので私がご飯の支度をする事もありますよ。
足浴・爪きり・水分補給・内服介助・歩行介助・・・・色々やってますよ。
でも、必要ないといわれれば仕方ありません。

Sさんに残念な結果をお伝えすると
「嫌だ。どうしても来てほしい。どうすればいいの?ぼけてると思ってみんなで勝手に決めて!」
とのお話でした。

Sさんに思いが通じていたので、とても嬉しかったです。
でも、訪問は続けられないので
「2月で卒業だと思ってください」と言いました。

私も残念な卒業です。
あと4回精一杯訪問したいと思います。
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by ayano-812 | 2007-01-30 12:49 | 訪問看護

頑張りましたね。

今日1時50分。
ターミナルで訪問に入っていたOさんが亡くなられました。

昨日お見舞いに行こうと思っていたのですが、結局行けず、
お別れとなってしまいました。

在宅で1週間持てば良いと言われ、退院。
その後は奥様の献身的な介護と、ご本人の家が一番という気持ちが重なり
途中1週間程度の入院はありましたが
亡くなるぎりぎりまで約2ヶ月在宅でお過ごしでした。

私はその本当に最後の最後に訪問が増回となったので
一緒に過ごした時期はわずかなものでした。

でも、Oさんから多くの事を教えていただいた気がします。

私と殆ど変わらない年齢。
幼い娘さんたちと奥さんを残して心残りは色々あると思います。
それを考えるとやりきれない気持ちになります。

だから、最後まで在宅にこだわり、お家で過ごされたのでしょう。

最後まで戦う姿を娘さんたちは心に刻んだと思います。
本当にお疲れ様でした。
Oさん、ゆっくり休んでくださいね。


むかし、相方に言われました。
「人生の最後のページにayanoの名前が残るんだね、いい仕事だね」
誰かが亡くなられるたびにこの言葉を思い出します。
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by ayano-812 | 2007-01-26 14:19 | 訪問看護

Kくん

先週から一人で訪問に入っている9歳の男の子。

目がパッチリしていて表情が豊かでとってもかわいいです。

今日は妹さんのお友達が来て嬉しくってリハビリになりませんでした。

ようやく笑顔が多く見られるようになって、嬉しいです。

もっと上手に集中と遊びを組み合わせてできるといいのですが、
それはこれから研究していきたいと思います。
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by ayano-812 | 2007-01-25 18:09 | 訪問看護

○○さんに来てもらいたい。

今日、1月2日に臨時で訪問したターミナルの36歳の患者さんに訪問しました。
今日からは定期訪問です。
増回の希望があって、私が訪問することになりました。

2日にお会いした時より明らかに痩せています。食事が殆ど摂れていないようです。
呼吸も苦しそうで、痛みも強くなっているとのこと。
そして驚いたのがウロバックが血尿で真っ赤でした。

ご本人はとにかく排便のコントロールを希望。
排便がないということは、自分が間もないこと、と思っていらっしゃるようです。

ゆっくり、HOTの流量を調節しながら、排便コントロール。
訪問時間を気にしているOさん。
「今日は時間は気にしないでください。それより楽にお通じ出しましょう。」

全ての処置が終わって、Oさんの表情が落ち着いてきました。
「少しお腹が空いてきた気がする。それに楽になった。」

するとOさんのお母さんが部屋に入ってきて
「来週から看護師さんの時間変更してくれません?別の治療をお願いしているから。」
???
どうやら民間療法の先生が来てくれているようです。
それ自体は否定しないのですが、先輩が退職し、増回もぎりぎりのラインでの訪問。
時間の変更はスケジュール的に無理です。
他のスタッフもスケジュールがいっぱいです。
他のステーションに協力してもらう以外に対応できません。

するとOさんが「先生の時間を変えてもらって。○○(私)さんに来てもらいたい。」

お母さんは折れてくれました。あんまり乗り気ではなかったのですが・・・。

まだ2回しかお会いしていませんが、私で良いと言って下さったこと、感謝です。
来週からも一生懸命頑張ります!
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by ayano-812 | 2007-01-18 23:02 | 訪問看護