<   2006年 10月 ( 15 )   > この月の画像一覧

辞めないで。

今日先輩から応接室に呼び出され、「仕事辞める事にしました」と言われました。

先輩は入社当初から教育係として私専属で教育を担当してくださり、
文字通り右も左も分からない私におむつ交換から教えてくれました。

訪問看護の視点を持つというのはどういうことか、
患者さん、ご家族の目線から教えてくれました。

患者さんに無理強いをせず、妥協点を探しながら、
でも、一番いい看護をしていく、そんなことができる先輩でした。

本当は辞めてほしくありません。
まだまだ教えてほしいことも、助けてほしいこともたくさんあります。

でも、引き止められるほど魅力ある会社ではないことも事実。
先輩は今年結婚もしたし、女性として充実した人生を送ることも大切。

だから、先輩が「ひとり立ちして良いよ」って言ってくれたと思うことにします。
きっとひとり立ちできるレベルでなければ、私をおいて辞めるとは言わない人だから。

先輩が辞めたら私がこの会社で一番長い看護師になってしまいます。
当然、要求されるものも高くなってくるので更に勉強しないといけません。

先輩、見ててください。頑張りますから。

来年の退職の日まで吸収できる限りのことを吸収して
先輩が心置きなく退職できるようにしたいと思います。

でも、ほんとのほんとは行かないでほしいです・・・(´д`)。
[PR]
by ayano-812 | 2006-10-30 19:39 | 訪問看護

何とかしたいけど・・・

先日家出した奥様が先週戻ってきました。

落ち着いたかな、と今日訪問すると

Sさんの胸と右腕に内出血の跡。
「どうしました?どっかぶつけました?」と聞く私に
「引っかき傷だ」とSさん。

すると・・・後ろで奥様が「私がつけちゃったの」と小さい声。

切なくて聞こえないふりをしました。
SさんもSさんにそうしてしまった奥様も、きっと辛いから。

「あー、引っかき傷ですね。乾燥する時期だから。」

「話があるの」という奥様に、「先に2階に行って待っててください」とお伝えし
Sさんと二人っきりに。

Sさんは泣き出しました。「どうして俺はこんなに惨めなんだ・・・」
でも、惨めの内容については色々伺っても最後までおっしゃいませんでした。

2階に上がり、奥様の所に。
「朝の4時から大声を出して杖で壁や階段を殴って騒いでるの、気が休まらない」
「今まで聴いたことも無いようなひどいことを言われ、もう離婚したい」
「今度は半年くらい田舎に帰りたい」

内出血の理由は大声を出すSさんを止めようとした結果だったと。

結局3時間居て、二人の気持ちをただ聞くことしか出来ませんでした。

二人はずっと夫婦だった。長い時間を共有し、夫婦として生きてきた。
だから、どんな状態になってもお互いの言葉の端々から
やっぱり夫婦なんだと思わせる言葉がでてきます。

でも、ちょっと一緒に居るのをお休みした方がいいみたいです。

ステーションに戻りカンファレンスを行うと
「精神科の病院に緊急入院させるべきだ」と。

他者に対する拒否が強いため、同行もできず、私しかSさんご夫妻を知りません。

知らないから一般的な考えですぐアルコール依存症=精神病院という発想になってしまうのでしょう。

精神病院に入院させるなんてできません。
帰ってきたらまたお酒を飲んでしまうし、
きっと「どうして俺を勝手に精神病院に入れた」とまた奥さんを怒鳴りつけるでしょう。
病院から帰ってきた結果が想像できてしまいます。

今、Sさんご夫妻にとって現時点で私たちが最良と思える方法をケアマネさんと探しています。

二人の気持ちを楽にしてあげたい。でもできない。自分は無力なんだと知る瞬間です。

来週にも緊急でショートステイに行く予定ですが、二人が納得できるかどうか・・・。

何とかしたい気持ちはあるのですが・・・八方ふさがりです。
[PR]
by ayano-812 | 2006-10-27 21:29 | 訪問看護

フィジカル戦隊アセスメン

怪しい名前の戦隊ですが本日出動しました。

というのも、今日の研修はフィジカルアセスメントの授業。

大学で習って以来、久しぶりです。

先日は呼吸器のアセスメントで持参したTシャツに
自分たちで肺と心臓を記入しました。

わいわいと大騒ぎをして書き込んだフィジカルTシャツ(略してフィジT)を
本日もみんなで着用し、フィジTを着たフィジカル戦隊アセスメンは研修に臨みました。

先生は私たちのテンションに苦笑でした。

ふざけてないです・・・ふざけてないけどみんなテンションあげあげ↑↑なんです。
でないと自分たちにそんなあほな名前をつけません。ああ、なんてあほな私たち・・・。

先生は某大学でフィジカルアセスメントを教えていらっしゃるのですが、
全身のアセスメントに50分程度かかるそうです。

訪問看護には全てのアセスメントが必要ですが、実際には一度には無理ですね。
でも、学んで何回かに分けてアセスメントしていきたいと思います。
[PR]
by ayano-812 | 2006-10-24 21:38 | 訪問看護

散髪屋さん

髪の毛を切りたい、そう希望される方は多いです。

巡回の理容師さんでも車椅子に乗れない人はだめ、などと制限がある様子。

えーい、ならば私が!

そんな事がきっかけで始めた散髪屋さん。

今、お客さんは3人です。

患者さんの髪を切るために犠牲になったのは相方。
本当にひどい頭にされてました。って他人事みたい。
いやー、ごめんごめん、本当に悪かったと思っているよ(´人`)。

今日は最近元気のない患者さんの散髪。
なぜか散髪のときは眼がきらきら、いいお顔なんです。

そして散髪後に鏡を見て満足げな笑顔。

それを見て私も満足。今日の出来はかなりいいぞ~。ふふふ。

奥さんには本当の散髪屋さんみたい、と言われてちょっと嬉しいです(^m^)。

ただ、困るのは奥さんの対応。
看護ではない事をしてくれていると毎回何かくれようとします。
固辞していますが、奥様はもらってくれないのと不満顔。
「ちゃんと介護保険でお金頂いています。大丈夫です。」と言っても、まだ諦めきらない様子。

頂くと叱られるんです~と苦しい言い訳をして退散となりました。
[PR]
by ayano-812 | 2006-10-23 19:36 | 訪問看護

今日出来ることは明日も出来る

・・・がモットーのわたくしではございますが、それが大きな仇となり、
泣きながら宿題をする羽目に・・・。

思えば夏休みの宿題も終わらないで学校を3日間休んで仕上げて
未だに家族の中で伝説になっているなぁ。

仕方ないじゃないか、やる気がしなかったんだもの。みつを。

なんてふざけても許されるはずもなく、
9月からの毎日の研修報告書を猛ダッシュで仕上げました。
貯めに貯めた報告書はなんと13日分・・・考えただけでため息が・・・
管理者は今日の本社会議に持っていかないとってプレッシャーをかけてくるし
なんとか先月分だけでも片付けないと

みんなは「もう報告書やってんの~?」なんてのんきなことを聞いてくださいますが、
それどころじゃありません。

結局昨日までの分は終わらず、今日本社会議に持って行く分は
10月4日分で勘弁してもらいました(涙)。
その後も残ってとにかく10月11日までは仕上げたので、あと3日分!!

途中で久しぶりにシャイドレーガーの患者さんに訪問したり、
サーフローが漏れたと連絡があったので管理者にお願いして同行させてもらったり、
なんだかばたばたとした1日でした。

今日出来ることは明日も出来るなんて延ばしていたらろくなことにならない。
でも、できない(- -;)。
[PR]
by ayano-812 | 2006-10-19 21:51 | 訪問看護

だんだん

研修がにぎやかになってきました。

みなさんお互いに仲良くなって、おやつをまわし合って、
大笑いして、一緒にお弁当を食べて。

今度飲みに行く約束や、買い物に行く約束も。

年齢も違うし、住んでいる場所も違うけど、
「訪問看護」ということで繋がり始めた私たち。

みんなで時々事例検討会とかしたいね、なんてお話が出ました。
ずっと続いていけるでしょうか。続くといいですね。

最初は友達できるかな、なんて小学生みたいなことを言っていましたが、
出来たみたいです、うふふ(^m^)。

研修に参加してよかったな~。
[PR]
by ayano-812 | 2006-10-18 22:10 | 訪問看護

ありがとう。

今日は訪問看護の相談援助技法の研修でした。

事前に提出した課題の事例が
事例検討のモデルに選ばれてしまいました。

受けるか迷ったのですが、行き詰まりが打開できるのでは・・・と考え、
思い切って叩き台になる決心をしましたが、
やっぱり止めておけばよかった・・・と一抹の後悔が胸をよぎりました。

自分の席で、先生が事例を読み上げると思っていたら、
休み時間中に私たちの席と向かい合うように、テーブルと椅子がセッティングされ、
22人の研修生と向かい合った形で事例の発表が始まりました。

自分のつたない説明に頷きながら耳を傾けてくれる研修生の皆さん。

その後質疑応答し、全員で事例のKさんのアセスメントや
生きてきた経歴・生活背景について組み立てていきました。

皆さんの質問で気づかされることも多く、
長く担当してきた割には私が見ていたKさんはほんの一面だったと分かりました。

最終的に、
頑張っているよ、よく頑張ったね、
Kさんの発言は形を変えたラブコールだよ、
迷っているけど、信頼関係は築けてきているよ、等の言葉に
思わず泣き出してしまいました。

恥ずかしい・・・。
でも、人に理解してもらえるって本当に嬉しいことなんだ、って思いました。

TさんもHさんももらい泣きしちゃったよと。
帰り道もみなさん、偉かったね、よく頑張っているね、って何度も言ってくださいました。

良い仲間に出会えたと暖かい気持ちで胸がいっぱいです。
皆さん、ありがとう。


ただ、気になったのはYさんの発言です。
「こういう事例ってよくあることだな、って思います。」と感想を述べていました。
そうかなぁ、よくあるのかな。
よくあるならどうして私の身の回りにこの方しかいないんだろう・・・。
もっとお会いしても良い筈なのに?

人それぞれ感じ方が違うって事ですかね。

でも、それも貴重な意見、ありがとうです。

そして私の対応を責めるための事例検討にしないで、
私の心を楽にするための事例検討にしてくださった先生には
本当に感謝しています。

良い出会いはあちこちにあるんですね。
[PR]
by ayano-812 | 2006-10-17 00:14 | 訪問看護

家出

そうそう、先日奥様が家出したかも、と書いた方のその後のご報告です。

やっぱり家出でした。
ケアマネさんから連絡が遅いと延々叱られました。
「あなたがもっと連絡を早くしていれば引き留められた」
「あなたのせいで生活保護課の人が夜遅くまで動く羽目になった」

事務の人は「田舎に帰るので2週間ほどお休みで。」と言われただけなので、
研修に行っている私に伝達が遅れたとしても、責める事はできません。

私が次の日連絡をしたのは訪問から戻った後。
ケアマネさんにも当然 連絡が行っていると思ったので
ケアマネさんへの連絡が遅くなったのは私の責任です。

奥様から直接私にだけ伝言があった事、怒る気持ちは分からないでもないですが・・・
でも、奥様やっぱりそのケアマネさんのことお好きではないみたいなんです。

ずっと介護疲れがあった奥様。

奥様が出したサインを私は受け止めきれませんでした。
家出直前に「最近はどうですか?」と伺うと
「だいぶお父さん落ち着いてきたから大丈夫よ」とおっしゃっていたのですが・・・。

ヘルパーさんを勧めると「他人に家に入ってほしくない」
ショートステイを勧めると「お父さんは気難しいから無理」

「食べ物だけ置いて田舎に帰りたい」

このままでは奥様が倒れてしまうかもしれない。
ケアマネさんにも何度も現状を連絡しました。
でも、本当に家出をすると思っていなかった私もいました。

アルコール依存症で、それに伴う認知症と診断されているAさん。
普段は穏やかなのですが、嫉妬妄想があり
奥様の帰りが遅いとずいぶんひどい言葉で責めていたようです。

入院しても周囲の人に怒鳴り散らしたり、攻撃性が高まるので
半強制的に退院させられてしまいます。

少し距離を置いたことで奥様は落ち着いたのでしょうか。
奥様のことももAさんのことも心配です。
[PR]
by ayano-812 | 2006-10-15 01:35 | 訪問看護

良い日です。

今日は朝からとても良い日でした。

ケアマネさんたちから次々とお褒めの言葉を頂きました。

研修では元ケアマネさんたちもいて、
「看護師に心ないことを言っておだてて動かしていた」なーんて聞いていたので、
お世辞だと思うのですが、それでも直接評価が聞けたのはうれしかったです。

それからRさんの家に。
お昼の食事中。
いつもはうとうとのRさんが今日はぱっちり。
テレビにもコメントしたりして、元気です。

食事の中のお芋や筍を強引に私の口の中に。
お茶を手渡ししてくださり、「手をつけてないからおあがりなさい」と。

Rさんは笑顔がとっても素敵な93歳。
穏やかに過ごされていて、私はいつも癒されています。
いつもは月曜日の訪問なのですが、代行で今日訪問となりました。

Rさんといると気持ちが暖かくなります。
癒されっぱなしです。
Rさんがいつまでも穏やかに過ごせるように頑張らないといけませんね。
[PR]
by ayano-812 | 2006-10-13 17:59 | 訪問看護

一昨日

ムツおばさんが亡くなりました。

棺の中のおばさんはとてもきれいなお顔で、闘病中よりもきれいでした。

昨日お通夜に行ってお顔を見てきました。

一族の長老として、おじさん亡き後みんなに気を配り、目を配り、
兄弟が多く、癖が強い家族なので大変だったと言っていました。

お疲れ様でした。

孫の結婚式に被らないように、みんなが心配しないようにきれいに幕を引いたんでしょうね。

お気に入りのお孫さんが身を固めて安心されたのかな。

安らかにお眠りください。

うちのおじいちゃんとおばあちゃんと久しぶりに昔話をたくさんしてね。
[PR]
by ayano-812 | 2006-10-11 21:37 | 日々の出来事